「看護師になったばかりだけどつらくて辞めたい」
「新人で辞めたいと考えるのはだめなことなの?」
「新人ですぐに転職しても大丈夫なのかな?」
と思うことはありませんか?
看護師を辞めたいと考えているけど、始めたばかりで病院を辞めていいのか、自分は向いていないと悩んでしまいますよね。
新人看護師さんはどんなことで辞めたいと感じ、また転職先はあるのでしょうか?
そこで今回は、
- 新人看護師が辞めたいと思う時期とタイミング
- 新人看護師が辞めたいと思ったときの対処法
- 新人看護師が転職を成功させる方法
について詳しく解説します。
この記事を見れば、新人看護師さんが辞める理由や転職のコツが必ず理解できます。転職しなくても、転職エージェントに相談して見るところから始めてみましょう。
転職しなくても、転職活動は無料でできます。市場のニーズや自分のキャリアアップについて相談すると心が軽くなります。
登録から利用まで無料でできるので、事前に登録しておくことでいい求人などを見逃すことなく直ぐに行動に移す事ができます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
看護師転職する人には、下記3つの転職エージェントがおすすめです。
- 運営会社が安定している企業
- 求人が病院だけでなく、企業求人など幅広い
- 求人数が多い
新人看護師の辞めたいと考え始める時期と理由は?
新人看護師さんが辞めたいと考える時期はどんなときが多いですか?
新人看護師さんの辞めたい時期は、大きく分けて3つに分けられます。
- 初期(1ヶ月~3ヶ月)
- 中期(4ヶ月~6ヶ月)
- 後期(7ヶ月~12ヶ月)
新人看護師さんは、大変な事が多くつらくて毎日やめたいと考えながら、それでも患者さんのためにと頑張っています。
3つの時期で、辞めたい理由も変化していきます。
新人看護師が辞めたい時期①:(1ヶ月~3ヶ月)
最初に辞めたいと考えるのは、人間関係が原因のことが多いです。
右も左もわからないなか、一生懸命業務を覚えているときに、人間関係が良くないと辛いですよね。
3ヶ月以内に辞めてしまう人の多くは、先輩からの指導が厳しいことや周りの人間関係が上手くいかずに辞めてしまう場合多いです。
不安な時期に、職場環境や人間関係が上手くいかないと精神的に疲れてしまいます。
新人看護師さんにとって、人間関係はとても大切です。
新人看護師が辞めたい時期②:(4ヶ月~6ヶ月)
職場にもようやくなれた頃、今度は仕事のできない自分に嫌になることが多いです。
入職してすぐの頃は、余裕が少なく周りを見る余裕がありませんが、3ヶ月を過ぎると少しずつ余裕が出てきます。
周りが見えてくると、他人と自分を比較してしまいます。
- 仕事が遅い
- 物覚えが悪
仕事についていけない自分がいやになり、仕事が嫌いになってしまいます。
初めのうちは、仕事ができないのは当然です。それを許容してくれる文化や教育体制がなくては、個人の力だけで乗り越えるのはとても難しいことになります。
新人看護師が辞めたい時期③(7ヶ月~12ヶ月)
仕事にもなれて、夜勤など1人での仕事が増えてくるのもこの時期です。
この時期になると期待していた、病院と違うという病院に対して不信感が強くなり、退職していくことが多いです。
看護師業界では、とりあえずは3年間は急性期病棟でと言われます。
看護実習などで研修して、イメージをつかんだつもりでも実際働くと大きなギャップを感じてしまうのです。
- 思っていた看護師と違う
- 業務が過酷過ぎる
- 病院の方針と合わない
新人看護師さんであれば、年度末は1年勤めたことになります。
1年間働くと、色々なことが見えてくる時期でもあります。
年度末は、4月から新しい看護師さんが入ってくるため辞めやすく、転職していく人も多いです。
早い時期だと引き止めも強く、すぐに辞めるのは難しいことも多いです。
辞めることは決して、悪いことではありません。
次に繋がる、転職活動をして自分のやりた形を見つけていきましょう。
新人看護師が辞めたいと感じる理由は?
新人看護師さんが辞めたい理由をもう少し詳しく教えて下さい。
辞めたい理由は、業務内容や人間関係、ライフスタイルの変化などざまざまです。
9つ例を上げてみます。
- なんのために働いているのかわかない
- 想像以上の激務
- 人の命に関わる責任の重さが辛い
- 人手不足で新人の負担が大きい
- 教育方法がだめ
- いじめや嫌がらせがある
- 仕事がうまくできない
- 子育ての両立
- 妊娠した
業務に関することや、人間関係、プライベートのことなどあります。
それでは、それぞれについて詳しく解説していきます。
働いている理由が、分からなくなった
今選んだ病院に理由はありますか?
なんとなく・・・
- 給料が良い
- 大きな病院
- とりあえず急性期病棟に勤めて経験を積みたい
曖昧な理由で就職している場合に多い理由です。
しっかりと自己分析などをして選んだ病院であれば、後悔することは少ないでしょう。
理由が明確でない場合は、理想と現実のギャップに悩まされるでしょう。
自分がやりたいことが明確でないと、なんとなくで仕事をして最終的には辞めたくなってしまいます。
私も転職経験者で、病院へは明確な目的がなく転職したので苦しみました。
想像以上の激務で辞めたい
選ぶ病院にもよりますが、想像より激務ということもよくあります。
就職したてのころは、覚えることが多くありそれだけで大変です。
現場には患者さんがいて、急変して対応しなくてはならないことも日常茶飯事です。
患者さんのケアをしながら、看護業務を覚えていくことは想像以上にハードな業務になります。
学生実習と同じ様な気持ちで、勉強しながら教えてくれるわけではなく、実務を通して覚えていく形になります。
精神的、肉体的負担が重なり辞めたい気持ちになってしまうのです。
人の命に関わる責任の重さに押しつぶされる
看護師さんは、人の命と関わる仕事です。
とくに、急性期や救急に関わる部署では日々命と隣り合わせの緊張感があります。
看護師業界では、昔から「急性期で3年スキルを磨くといい」と言われ、急性期病棟へ就職する場合が多いです。
1時間前までケアしていた患者さんが急変し、亡くなってしまうこともあります。
もっと何かできたんじゃないか、未熟なせいで患者さんが亡くなってしまったという気持ちになってしまうことがあります。
激務や人手不足のため新人看護師でも、当たり前のように業務を行っているため起こるのかもしれません。
人手不足で新人看護師の負担も多く辞めたい
うちの病院もそうですが、慢性的に人手不足が続いています。
人手不足の病院に就職してしまうと、新人看護師でも戦力として扱われます。
とくに、教育体制が整っていないと出来て当然と、到底指導と呼べない指導をされることもあります。
新人看護師として、何もわからないのに当たり前のように仕事を任され、そして何もわからないので当然仕事ができないということになります。
残ったのは自己嫌悪になり、仕事が嫌になってしまうのです。
新人看護師の教育方法が確立されていなくて辞めたい
しっかりとした教育方法や方針が確立している病院はどれだけあるでしょうか。
恥ずかしながら、私の病院も胸をはって新人看護師の教育に力を入れているとは言えません。
教える側、先輩看護師も悩みながら教えている場合が多いです。
ただでさえ人手不足で業務が回らないなか、新人教育をしなくてはなりまえせん。
先輩は忙しい、新人はなにもわからないしかし、忙しい時に聞きづらい。
そんな負の循環が原因で、新人が育たず自信をなくしてしまう場合があります。
新人看護師への洗礼?!いじめや嫌がらせで辞めたい
仕事を続ける上で人間関係は大切ですが、就職してしすぐに嫌がらせを受ける場合があります。
激務の病棟では新人看護師に丁寧に接する余裕がないことが多く、そのしわ寄せが新人看護師さんに行ってしまうのです。
- 女性が多い職場なので、陰湿な場合も多い
- 長く努めていると、固定観念が強く新しい考えを許せいない傾向にある
私が新人の時は、〇〇だったなど言われた時は要注意です。
一度目をつけられると、とことん追い詰められてしまいます。
新人で仕事がうまくできなくて辞めたい
希望と期待に胸を膨らませて、看護師になったけど自分の仕事の出来なさに嫌になってしまうこともあります。
成長には個人差がありますが、他の看護師と比較してしまうと自分の事を下に見てしまいます。
- 先輩の中には自分の時はもっとできた
- Aさんは仕事が早い
- 今年の新人は仕事が遅い
そんな事を言われたら、緊張しながらやっている新人看護師さんの負担はとても大きいですね。
- 仕事を覚えて
- 患者さんの体調を気遣って
- 先輩からの嫌がらせに耐えて
何が仕事かわからなくなり精神的に疲弊してしまい、辞めたい気持ちが強くなってしまいます。
子育ての両立ができない
激務な職場の場合、子育てとの両立が難しいことが多いです。
新人看護師さんの中には、お子さんがいたりする人もいることがあり、一番気になるところかもしれません。
子育てとの両立は、自分で行動しても職場の理解がなければ実現しない難しい問題です。
核家族が多く、祖父母も働いていることが多くあり、昔のように協力を得られないケースもあります。
「私のときは〇〇だった」と、先輩からの嫌がらせのターゲットになることもあります。
子育てに理解のある職場を見つけるしかなくなります。
妊娠で続けるのが難しい
新人看護師さんは、色々な事を覚えなくてはいけない時期であり、肉体的にも精神的にもとても大変な時期です。
新人のタイミングで妊娠することで、一番気になるのは周りの目です。
- 出産後1年以上休むため、同期との差が開く
- 先輩や上司の評価が気になる
出産はとても、喜ばしいことなのですが、職場の理解とサポートがなければ、嫌がらせなどをする人はいます。
そして、居づらくなり辞めてしまうことがあります。
病院という特殊な環境が周りと違い嫌になる
病院はとても特殊な環境で、一般企業とはかなり違った環境です。
休みが合わない、勤務時間も違うなど難しい環境で仕事をしています。
そうすると、結局周りと比べて寂しい気持ちになることがあります。
看護師という仕事にしっかりと、芯をもって取り組めばいいのですが、新人看護師さんは色々な葛藤で仕事をしているため、なかなか信念をもって仕事をすることもむずかしいかもしれません。
新人看護師が辞めるベストな時期やタイミングはいつ?
辞めたいと考えた時に真っ先に考えるのは、いつ辞めるのかではないでしょうか。
就職したばかりで、辞めたいといつ伝えればいいのかとても悩みます。
辞めるタイミングは、色々とありますが下記の4つがあげられます。
- 転職が決まったタイミング
- ボーナスをもらった12月末
- 年度末の3月末
- 辞めたい時すぐ
それでは、それぞれのタイミングについて解説ていきます。
タイミング①:転職が決まったタイミング
一番安心して辞められるのが、転職が決まったタイミングです。
しっかりと転職活動をおこない、次の職場が見つかっていると安心できますね。
次の職場を決めるときも、無職の期間があるといい印象を持たれない場合があります。
採用側としては、どうして無職の期間があるのかは気になるものです。
転職エージェントなど転職のプロに相談することで、今の現状がよりはっきりとしてきます。
今の病院で続けるのが、難しいのであれば早めに行動しましょう。
タイミング②:ボーナスをもらって辞める
ボーナスをもらったタイミングで辞めるのはお得なタイミングです。
就職して初めて満額でボーナスをもらえるのが、冬のボーナスになります。
私の病院であれば、12月15日が支給日です。
ボーナスをもらって、12月末以降に退職するのはお金の面で一番オトクなタイミングと言えます。
次の仕事が決まっていない場合は、次の仕事までの生活費も確保することができます。
タイミング③:年度末に辞める
年度末は、辞めやすいタイミングです。
新しい人が入ってくるなど病院としても、次年度の事を考えるタイミングになります。
あなたが辞めること前提で、人員を考えることができるため、病院としても退職を受け入れやすい時期です。
1年という区切りにもなり、ボーナスももらい辞めることが出来ます。
タイミング④:辞めたいときすぐに
辞めたいと感じたらすぐ辞めてしまうのも1つのタイミングです。
でも、次の仕事が決まっていないのに辞めるのは不安です。
今の職場を辞めたとしても、あなたを受け入れてくれ職場は必ずあります。
しかし、ブランクが有ると印象が悪くなることもあるのでまずは転職活動をしましょう。
今の病院で続けていくのが難しいのでしたら、早めに転職活動をしてみましょう。
頑張り続けて、精神や肉体を病んでしまっては元も子もありません。
いつでも辞めれるように備えておくことが大切です。
転職活動は、辞めたいときにいつでも辞められ準備になります。
看護師転職する人には、下記3つの転職エージェントがおすすめです。
- 運営会社が安定している企業
- 求人が病院だけでなく、企業求人など幅広い
- 求人数が多い
新人看護師が辞めたい時、試してほしい5つのこと
辞めたいと考えるとき、すぐに辞めないで1度立ち止まって考えみてください
すぐに辞めることは簡単です。
1度立ち止まり考えることで、今後の看護師人生に必ず役に立つことがあります。
- 新人だからできないのは当たり前
- プリセプターや先輩に相談する
- 同期と相談してみる
- 休暇を取れないか考えてみる
- お金のためと割り切ってみる
辞めることは変わらないかもしれませんが、今をしっかり見つめ直すことで転職のときに必ず役立ちます。
それでは、それぞれについて解説していきます。
新人看護師は仕事ができなくて当たり前。
新人が、すぐに仕事ができるようにならないと考えましょう。
仕事ができる看護師さんは、病院の中でも輝いて見いてみえますよ。
- 何でもできるベテラン看護師
- 経験のある同期
あなたが、悩んでいるようにどんな看護師さんにも新人時代はありました。
新人時代に、仕事ができないのは当然です。
仕事ができないと悩んでいるあなたは、自分の仕事に向き合える人です。
仕事ができないことであなたを責めている人はだれですか?
真面目な人ほど、自分で自分を責めてしまいます。
新人看護師に対して、しっかり教育のできない職場であれば諦めましょう。
仕事はいきなりできないものと考え、1つひとつ学んでいきましょう。
プリセプターや先輩に相談する
悩んだらまずは、相談してみましょう。
入社すると、プリセプターと呼ばれる教育担当が付きます。
プリセプターである人も新人の頃悩んで今があるので、丁寧に相談にのってくれます。
近くに親身になっていれくれる人がいれば、また頑張ることができるようになりますね。
プリセプターと合わないのであれば、他の先輩に相談してみるのも1つの手段です。
忙しそうな先輩方に相談するのは、気が引けてしまうと感じるかもしれません。
しかし、新人のあなたが相談することで、先輩方も見えてくることがあり病院としてはとてもプラスになります。
思い切って相談してみましょう。
同期と相談してみる
同期は、同じタイミングで入社した一番同じ気持ちを共有できる仲間です。
言いたいことをしっかり話せる仲間がいることで、頑張ろうと思える気持ちになります。
同じ新人看護師だからこそ、工夫していることや看護への思いなど聞くことで自分の事を見直すきっかけになります。
同じく頑張っている仲間がいるのは心強いものですね。
休暇を取れないか考えてみる
辞めたいと考えた時に少しリフレッシュしてみるのも選択肢です。
有給休暇を利用して、心を休めましょう。
- 新しいことに挑戦してみたり。
- 美味しいものを食べる
本当は、旅行などに行ければいいのですけど、新型コロナウイルスの影響で制限が多いと思います。
そういった時に、うまく息抜きをすることも難しいかもしてませんが、映画を見たり少人数でキャンプをしたりなど意外とできることはあります。
大切なことは、心を休めてリラックスすることです。
新人看護師がそんなにいきなり休んでいいんでしょうか。
病院としては、せっかく就職してくれた看護師さんが辞めてしまうのであれば少し休んでゆっくりしてほしいですね。
現実と理想を今1度見直してもらって、ゆっくり休んでもし頑張れるのであればもう1度頑張って欲しいです。
お金のためと割り切ってみる
お金のために割り切って仕事をしてみるのも1つの手段です。
看護師として、やりがいなどは一旦置いておいて目的を作りましょう。
お金のためだけに働くのは難しそうです。
おすすめな方法は、期間を決めて割り切ることです。
例えば・・・
- 次の転職先が決まるまで
- 3年間今の病院で経験を積む
- 副業を始めて軌道に乗るまで
理由は何でもいいので、お金のためと割り切れる理由を探してみましょう。
新人看護師が転職を成功させる4つのポイント
新人看護師さんでも、転職を成功させることは十分可能です。
私の病院でも、経験1年未満の人を採用することももちろんあります。
病院としても、新人看護師さんを採用するメリットは多いです。
- 看護師としての固定概念がないので、しっかりと教育しやすい
- 給料が安い
自分の病院にさえ馴染んでくれれば、心強い戦力として働いてくれます。
新人看護師さんが、転職を成功させる4つのポイント紹介します。
- 自分の求める条件を明確にする
- どんな病院で働きたいのか考える
- 職場見学をさせてもらう
- 転職エージェントに相談する
それでは、それぞれを詳しく解説していきます。
自分の求める条件を明確にする
まず大切なのは、自分がどんな看護をしたいのか明確にしましょう。
自分がどんな職場で、働きたいのかどうすれば明確にできますか?
新人看護師として、今いる病院がつらいと考えているということは、理由があるはずです。
理由を整理するところから始めてみましょう。
辞めたい理由が以下の3つの場合
- プリセプター、教育係と合わなかった
- 業務が合わなかった
- ワークライフバランスをとりたい
逆の、職場を探せばいいということになります。
すべての条件を満たすのは難かもしれません。
しかし、これをやることで自分の目指す方向、やりたいことが明確になってきます。
どんな病院で働きたいのか考える
どんな分野や病院で働きたいのか考えてみましょう。
病院は、診療科や病棟形態も様々です。
急性期病棟だから辛いから、回復期、療養に行きたいと考えると失敗してしまうケースもあります。
急性期病棟でも、教育体制が整い人員がいればしっかりと教育してくれるはずです。
回復期や療養など急変は少ないですが、診療科によっては介助量が多くとても負担の多い病院もあります。
回復期病棟でも、整形外科中心と脳神経疾患中心では看護内容が大きく変化します。
脳神経疾患中心の病棟は、麻痺が強く不穏で見守りや介助が多いです。
診療科や病棟の種類だけで決めてしまうと後悔してしまいます。
自分がどんな看護をしたいのか、考えることはとても大切なんですね。
職場見学をさせてもらう
職場見学は、とても大切な活動の1つです。
実際の環境を自分の目で見に行くことで、雰囲気や職員の事がわかります。
- しっかり挨拶はしてくれるか
- 雰囲気は悪くないか
- 院内はキレイなのか
何気ないポイントがしっかりしている病院は、職員に余裕がある証拠です。
意外と挨拶をあまりしてくれない病院があります。
自分の目でしっかり確認して、雰囲気をつかみましょう。
転職エージェントに相談する
新人看護師の転職活動では、転職エージェントを最大限利用しましょう。
新人の場合、コネクションや他の病院とのつながりも薄いため自力で探すのはハードルが鯛です。
転職エージェントは、新人でも利用して大丈夫ですか?
転職エージェントは、転職のプロです。転職しなくても、今後の看護師さんとしてもキャリアアップなども相談に乗ってくれます。
- 市場の状況
- 採用情報の把握
- 看護師としてのキャリアアップなどの相談
多くの転職を成功させてたプロなので、必ずあなたの助けになります。
ここで、抑えておきたいのは複数の転職サイトに登録することです。
どんなに、評判のよい転職エージェントでも、同じキャリアアドバイザーが対応してくれるわけではありません。
馬の合わない人が担当になってしまえば、転職もうまくいかなくなります。
まずは、2~3個登録して、並行しながら転職活動をしてみましょう。
≫【掛け持ち必須】看護師転職サイトは複数登録がおすすめな理由と注意点。現役採用担当が解説
複数登録が多いと感じるなら、下記サイトを順番に試してみて下さい。
看護師転職する人には、下記3つの転職エージェントがおすすめです。
- 運営会社が安定している企業
- 求人が病院だけでなく、企業求人など幅広い
- 求人数が多い
看護師さんの転職エージェントをもっと知りたい場合は、下記の記事を参考にしてみてください。
新人看護師が辞める時、覚えておきたい退職の流れ
転職だけでなく、今の職場を辞める時のながれもしっかりと覚えておきましょう。
辞める時に覚えておいてほしいことは、以下の2つになります。
- 退職の基本的な流れ
- 退職時にやっておくこと
それでは、それぞれについて解説していきます。
退職の基本的な流れ
初めて就職した人であれば、退職も初めての経験になるはずです。
退職の流れを押さえておくことで、スムーズに退職することができます。
- 退職の規則を確認する
- 退職の意思を伝える
- 退職届を提出する
まずは、病院内の就業規則をしっかりと確認しましょう。
突然・・・
明日辞めます。
辞める場合は、3ヶ月前に意思表示をしてください。
受理されないことがほとんどです。
就業規則などに、3か月前に事前告知するなど規則があるのでしっかり確認してそれにのっとって行動しましょう。
確認したら、看護師長や看護部長など部署長に意思表示しましょう。
そこで、受理されて退職日が決まってきます。
退職時にやること
退職時にやることは意外と多くあります。
- 退職届を提出
- 病院備品の返却
- 退職後の手続き準備
まずやることは、退職の意志を伝え、退職願や退職届を出すことです。
- 退職願:退職の意志を伝えるときに出すもの
- 退職届:退職が認められたときに出す書類
退職願は口頭で伝えても問題ない場合が多いので、病院の就業規則を確認しましょう。
退職の意思が伝わり、退職認められれば退職届を提出しましょう。
会社からの支給品も忘れずに返却してください。
- 健康保険証
- 社員証
- 制服
しっかり返却していないと、退職後に届ける必要があるので注意してください。
引き継ぎなども本来退職時に必要ですが、新人であれば引き継ぐものがない場合が多いです。
もし、引き継ぎがあればしっかりしておきましょう。
次の職場が決まっていれば、健康保険や年金手続きなどは必要ありません。
しかし、転職先が決まっていない場合は健康保険、年金の手続きがあることを覚えておきましょう。
まとめ:新人看護師でも辞めて大丈夫。時期と対策は大切
新人なのに辞めて大丈夫なのかなと不安になるのは当然です。
しかし、右も左も変わらず就職した病院で、不当な扱いを受けたり、自分がやりたいことができないのであれば積極的に辞めて次の職場を探すことをおすすめします。
新人看護師さんでも、第2新卒という形で雇ってくれる職場は必ずあります。
そして、あなたという看護師を必要としている職場も必ずあります。
今いる病院を辞めたいと考えることは、あなたのやりたい看護、仕事を見直すいいきっかけになるはずです。
- どんな看護師になりたいか
- どんな病院で働きたいか
- どんな仕事をしたいのか
自分の価値観を見直すには、リベ大の両学長が推奨している価値観マップを作ることをおすすめします。
【自由な人生】への第一歩は「人生の羅針盤」を作ること!価値観マップの作り方
漠然と就職した病院で、看護師の仕事の大変さや先輩の指導方法への疑問などいろんな事を感じたことと思います。
どんな看護師になりたいか、どんな仕事をしたいのか自分と向き合い、頼れる人に相談して歩み続けていきましょう。
転職エージェントなど無料で相談できるプロもいます。
無料でプロに相談できるのでフル活用して、看護師としてどう歩めばいいか考え行動していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。