「看護師の仕事は二度とやりたくない!!けど何をしたらいいの・・・」
「看護師を辞めてしまうのはもったい!!けどもったいない」
と思うことはありませんか?
看護師さんは日々病院で色々な葛藤と戦っています。
患者さん、家族、同僚、先輩など関わる人が多く悩みもつきません。仕事も人の命に関わるなど責任も大きく、とにかく大変なことが多くあります。
誰もが一度は、看護師なんて二度とやりたくないと考えたこともあるでしょう。
でも、実際看護師以外の道を選択するのはとても勇気がいります。
この記事では、クラウドワークスで実施したアンケートをもとに、現役採用担当として多くの看護師採用に関わってきた私が、看護師を二度とやりたくないと考えたときに取るべき行動を解説します。
この記事を読めば、看護師を二度とやりたくない人でも納得して次のステップに進むことができるでしょう。
看護師さんの選択肢は意外と幅広いのであなたに合った選択肢が必ずあります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
看護師さんの可能性は無限大
看護師を二度とやらない人の理由10選
看護師さんの仕事をしているとつらいことが多くあります。
私は看護師さんではありませんが、看護師さんは本当に凄いなと日々思い頭が上がりません。
大変な環境だからこそ、色々なことが起こりもう二度とやらないと決意してしまうのも納得です。
では実際どんな理由で、看護師さんを二度とやらないと決めてしまうのか、クラウドワークスなどでアンケートをした結果をまとめてみました。
- 業務内容と給料が割に合わない
- 女性だけの人間関係がつらい人間関係が複雑
- いじめやハラスメントがつらい
- 夜勤など肉体的につらい
- 生死にかかわる責任が重過ぎる
- 長時間勤務で休みが取りづらい
- 不規則で家族との時間が取れない
- 仕事以外の業務が多かった
- いざという時は復職できると考えたから
- 看護師以外の世界を知りたい
業務内容と給料が割に合わない
給料が割に合わないと感じる人が多くいました。
看護師さんがもらう給料は決して低い額ではありません。
他の職種に比べても高い給料です。
≫【年収アップは転職】看護師の給料が安い理由3選と辞めたくなる実態を解説。
ポイントは業務内容と割にあっていないというところです。
実際に、看護師の仕事では割に合わないと感じる場面が多くあります。
- 不規則な勤務
- 患者さんの生死に関わる仕事
- 複雑な人間関係
看護師の仕事は安定しているイメージのある仕事ですが、
女性だけの人間関係がつらい人間関係が複雑
女性が多い職場は、人間関係が複雑になる要因です。
アンケートの中にも、人間関係が嫌になって辞めてしまうという声は多くありました。
女性だけの人間関係がドロドロすぎてメンタルをやられてしまい、それ以来二度と看護師をやりたくないと思い全く違う職種を選択することに決めました
回答者:30代/女性/回復期病棟から医療メーカー一般事務へ転職
女性の多い職場特有の悩みを抱える人が多いということですね。
いじめやハラスメントがつらい
医療の現場では、いじめやハラスメントに苦しむ人も多くいます。
実際に、人間関係の悩みで看護師を辞めてしまう人も多いです。
マイナビ看護師の調査「看護師白書2021」でも、何に対してストレスを感じるのかというアンケートでも1位は
一昔前の体育会系のように、水は飲むは座るなみたいなことが実際今でも聞くことがあります。教育体制がしっかりしていない病院もあり、新卒の採用をしていても教育体制について確認してくる学生さんが増えています。
パワハラなど教育担当者からの嫌がらせ、できない人への間接的ないじめなどが挙げられます。
実際そういった人間関係が原因で辞めてしまう人も多いのです。
夜勤など肉体的につらい
看護師さんの業務は、夜勤をする病院が多い場合です。
病棟ならほぼ100%夜勤があります。
夜勤の勤務も、2交代勤務の場合16時間勤務がスタンダードであり、とてもハードです。
患者さんの命と向き合いながら、常に緊張しての長時間の夜勤は体に影響が出るほどハードですね。
夜勤が体に合わず辞めてしまう人も多いです。
看護師以外の世界を知りたい
看護以外の世界を知りたいという人もいます。
例えば、家族が医療関係者でそのまま看護学校に進み病院に就職するような場合。
病院などの医療関係の働き方しか知らず、ふと周りから入る情報でなんか病院って違うな、と感じる場面がありその積み重ねで、看護以外の世界が気になってしまいます。
看護以外にも色々な世界があるので、若いうちに経験したい、もしだめならまた看護師に挑戦すればいいという考え方もあります。
もう二度とやらないと思っても、別の業種を知ればまた看護師の仕事をやりたいと思う可能性もありますね。
生死にかかわる責任が重過ぎる
医療というのは、命と向き合う仕事です。
- 自分の目の前で、患者さんが亡くなってしまう
- 少しの対応の違いで患者さんの運命が変わる
とても大きな責任感の元で仕事をしています。
どんなに医療を尽くしても病気で亡くなる患者さんがいる、看護師の仕事に限界を感じたから。
回答者:40代/女性/救急病院から保育士へ転職
真剣に向き合うからこそ、自分を責めてしまい看護の現場から離れてしまう人もいます。
休みが取りづらい
看護師さんはあまり連続した休みや、突然の休みが取りづらい傾向にあります。
- 人員がギリギリ
- 仕事が属人化している
- 人に仕事を任しにくい
人員がギリギリの病院も多く突然の休みなどは取りにくいですが、それでも子どものことで休まなくてはいけない場合もあります。
休んでも仕事が気になってしまい、休みが休みにならないということもあるでしょう。
そのため、休みが取りづらく気持ちよく休めないのも要因の一つです。
不規則で家族との時間が取れない
家族との時間を大切にしたい人も、看護師から離れていく傾向にあります。
今日、職場に退職しようと思ってることを伝えます。
— かな👩🏻⚕️看護師転職3回経験あり (@kan_iku) June 22, 2022
フルタイムで働く意味って…と本当に毎日思うんですよね。色々考えて家族と話し合った結果、パートでもいいよね、となりました☺️
……でも緊張する!ちゃんと師長さんに伝えられるかなぁ🥲
辞める勇気ってめちゃくちゃいるね…
今回退職を申し出る時、いろんな理由を並べた訳ですが、家族のことや子供の大変だと思うこと。精神的に精一杯で、家族の退職して欲しい希望や親の健康面。
— きなりん💮フリーランス看護師×医療ライター (@Kinarin11) May 15, 2022
みんなぶち当たる壁。皆いろいろ抱えてるのに、あなたは頑張れないの?というようなご指摘も😭
家庭それぞれで大切にしたいものが違うのに?
夜勤などがあると、夕方家を出て家族が学校や出勤した後帰宅する生活になります。
とくに保育園など小さいお子さんのいる方は、もっとそばにいてあげたい、今しかできないことを一緒にしたいと考える人が多いので、家族との時間を大切にするために退職を決意する人もいます。
とくに、コロナ禍になってからその影響が強いように感じています。
仕事以外の業務が多かった
看護の業務以外にも、委員会業務などもあります。
委員会業務などに専念できればいいのですが、現実は難しいことが多いですね。
人手が少ないので通常業務もやりながらなので、必然と時間外に業務をするため負担が多くなります。
また、そういった仕事は特定の人に集まる傾向にあります。
- 文句を言わない
- 仕事ができる
いい人が損をしてしまう文化はつらいですね。
いざという時は復職できると考えたから
看護師さんという資格は、専門性が高く需要の高い資格です。
そのため、看護師を辞めて現場から退いても再度復帰しやすい体制も整っています。
日本看護協会でも、新規養成、定着促進、復職支援を3本柱と掲げているので、しっかりとした後押しもありす。
≫日本看護協会 専門職としてのキャリア継続の支援(外部リンク)
その気になれば、いつでも看護師の道に復職することができます。
だからこそ、思い切ってやりたいことに挑戦できるんですね。
実際転職してどうなの?看護師を二度とやらないメリット
実際看護師さんを辞めてどうなったのかアンケートからメリットをまとめました。
多く声が集まったのが以下の6つです。
- 肉体的、精神的の負担が減る
- 時間に余裕ができ休みが取りやすくなる
- 行動制限がなくなる
- 好きな服装、格好を楽しめる
- 看護師の仕事を客観的に見ることができる
- 病院の中の常識が社会の非常識であることに気づけた
肉体的、精神的の負担が減る
1番多いのが、肉体的、精神的な負担が減るという意見でした。
夜勤などの勤務形態に加えて、人が少ない中で業務を行なう病院も多く一人ひとりの業務負担が多いことがあります。
また、患者さんの命と向き合うだけでなく、先輩同僚との人間関係で精神的に大きな負担を抱えて日々仕事をしている看護師さんが多くいます。
看護師という仕事が、肉体的精神的に大きな負荷がかかっていることがわかりますね。
肉体的、精神的な負担が減り心に余裕を持って生活できるようになる人が多くいるようです。
時間に余裕ができ休みが取りやすくなる
看護師を辞めることで休みが取りやすくなると感じる人も多くいます。
看護師さんは、休みづらい職場が多く休みを取るだけでストレスを感じることが多いです。
マイナビ看護師白書2021でも、有給休暇の取得状況についてまとめられています。
51.2%は有給休暇が取れていると感じているのに対して、有給休暇が取れていないと感じる人は37.9%と4割近くいます。さらに、有給休暇取得日数も0日~4日が18.1%と年5日以上の取得が出来ていない病院もあり、看護師さんがいかに休みにくい環境かということがわかります。
引用:マイナビ看護白書2021 P19
休みが取りやすくなると、家族や友人と休みを合わせやすくなりストレスが少なくなりますね。
行動制限がなくなる
新型コロナウイルスの影響で多くの看護師さんや医療関係者が行動制限をかけられています。
私も、病院の方針で数年県外に行っていません。
- 家族と出かけたい
- 子どもと思い出を作りたい
- 県外の友人家族に会いたい
色々な理由があると思いますが、行動制限が厳しく病院を辞めていく人もいます。
医療関係者ということで、周りから嫌な目で見られることもあり行動制限をかけられた人もいました。
看護師を辞めることで、社会的な行動制限は格段に少なくなりますね。
好きな服装、格好を楽しめる
看護師さんは、服装や身だしなみにも厳しい職場が多くあります。
髪の毛の色やアクセサリーなどの装飾品など、好きなファッションを楽しめない人も多いです。
髪の毛の色も厳しく取り締まる病院もあるようです。
私の病院は身だしなみに厳しい。特に髪の色はカラースケールを準備する徹底ぶり。教育責任者の私は、指導する側。まさに風紀委員会。真っ先にスケールを持って乗り込んだのは看護部。師長全員の髪の色をチェックし、来週までに染め直して来るように指導。「白髪染めで…」なんて言い訳はもちろん却下。
— ヤマヒロ@新人看護師を支えたい人 (@icumensnurse) July 23, 2022
しかし、病院を辞めることである程度好きなファッションを楽しめるようになります。
病院は、患者さんからの印象が大切なので目立たない身だしなみなどが重要です。
しかし、制限が厳しいと疲れてしまいますね。
看護師の仕事を客観的に見ることができる
看護師を辞めることで、看護師という仕事を客観的に見ることが出来ます。
看護職から離れることで、現場にいると見えなかったことが見えるでしょう。
色々な職を経験しても最終的に、看護師は復職することが可能です。
そういった意味でも、看護師という資格は汎用性が高く、使いやすい資格と言えます。
一度辞めることで、看護師という仕事について新しい見方ができるかもしれませんね。
病院の中の常識が社会の非常識であることに気づけた
病院というのは、閉鎖的な環境であることが多く、病院独自の考え方があります。
病院に限らず、初めて務めた場所の常識が自分の常識になってしまいます。
私が病院で驚いたことは、役職ではなく職種が優先されること、コスト意識が低いことなどがありました。
今の職場を離れることで、今までの常識が非常識になることもあるでしょう。
一度離れることで、他の世界を知ることができることも大きなメリットです。
実際転職してどうなの?看護師を二度とやらない8つのデメリット
看護師を辞めることで、もちろんデメリットを感じることもあります。
アンケート結果などから8つのデメリットを紹介します。
- 給料が減る
- 未経験なら1からのスタートになる
- 看護師復帰は難しくなる
- やりがいは少なくなる可能性がある
- 正社員で採用されない可能性もある
- 悪いと思うことはない
- 臨床経験が少ないまま転職したこと
- 平日休みや夜勤明けなどがなくなった
給料が減る
看護師を辞めると給料が減る人が多くいます。
看護師さんの平均年収は491.9万円です。
≫【年収アップは転職】看護師の給料が安い理由3選と辞めたくなる実態を解説。
国税庁の調査によると、日本人の平均年収は461万円です。
看護師さんの給与水準は高いんですね。
他業種の平均年収より高い傾向にあるので、転職すると給料が減る傾向にあります。
年収減少も、選ぶ業種によって変わるので事前調査も重要になります。
人によっては、年収100万円ほど減少するケースもあるので、事前調査と生活の見直しが大切です。
未経験なら1からのスタートになる。
他業種であれば、ほとんどの場合未経験からのスタートになります。
年齢によっては、転職の難しい業種もあるでしょう。
看護師という職種は特殊なので、一般的な事務のスキルが身についていないこともあります。
転職したては苦労するでしょう。
それでも、しっかりと勉強し行動すればスキルは自然と身につくので、大きな問題ではないと思います。
未経験からのスタートなので、覚悟を持って望む必要がありますね。
看護師復帰は難しくなる
看護師への復帰のハードルは高くなります。
医療は日進月歩なので、少し離れるだけで大きく最前線から遠くなってしまいます。
ブランクがあればあるほど復帰のハードルは高くなりますね。
それでも、他の職業と違い看護師資格を持っていれば復職はし易い環境です。
そのためにも、看護師を辞めたいと考えたら、思い切って若いうちに挑戦したほうが万が一の場合も復職しやすくなります。
やりがいは少なくなる可能性がある
看護師さんは、日々大きな緊張感や重圧のかかる仕事をしています。
そのため、他の職種では看護師さんほどやりがいや達成感を感じることが少なくなる可能性があります。
命と直結する仕事なので、感謝されると大きなやりがいを感じます。
そのため転職活動において、自己分析は重要になります。
- 自分は何にやりがいを感じるのか
- どんなことがしたいのか
しっかりと自己分析をすることが大切になってきます。
別の仕事でやりがいが少ないと感じるのであれば、看護師に向いているのかもしれませんね。
正社員で採用されない可能性もある
未経験で新しい業種に飛び込む場合、正社員で採用されない場合も多いです。
看護師の経験を活かせる保健師など、正社員の求人は少ないため契約で採用というケースもあります。
そのまま、任期満了になり再契約されないこともあるので、職種によっては正社員で雇用が難しい場合があります。
仕事が見つかってもどのような雇用形態で働けるのかもしっかりと確認が必要です。
臨床経験が少ないまま転職すると看護師に戻りにくい
臨床経験が少ないと復職を考えると厳しい場合があります。
いつか看護師として働きたいと思った時、足かせになることもあるでしょう。
しかし、二度とやりたくないと悩んでいるのであれば思い切って一度離れてみることも必要です。
戻りたくなったら、また1からスタートするくらいの気持ちでもいいと私は思います。
平日休みや夜勤明けなどがなくなった
看護師さんは不規則な仕事なので、平日が休みであったり、夜勤明けは自由な時間だったりします。
他の職業にはなかなかない時間の流れです。
一般的な企業はカレンダー通りの休みが多いので、はじめは違和感を感じるかもしてません。
しかし、企業によっては130日以上休みがあり、平日に気軽に有給を取れたりします。
また、夜勤がなければ肉体的にも安定するので、大きなデメリットではないでしょう。
看護師を辞めた方がいい人の6つの特徴
看護師を辞めるというと、色々なことを周りから言われると思います。
- もったいないなんで辞めちゃうの?
- せっかく頑張って取った資格なのに。
- 看護師ほど安定した仕事はないよ
こんなことを言われる人が多くいます。
しかしこれは全て雑音です。辞めることについて、どう考えるのかはあなたが全て決めることです。
ここでは、辞めたほうがいい人の特徴を紹介します。
- 心身ともに疲れてしまった人
- 健康や時間を重視したい人
- 看護師にやりがいを感じない人
- 夜勤など不規則な勤務が辛い人
- 看護師以外の仕事に挑戦したい人
心身ともに疲れてしまった人
健康に影響が出てしまっている場合は、早めに辞めた方がいいでしょう。
看護師が辛くて二度とやりたくない場合などは、早めに行動し休みながら次の仕事を探すのも一つの手段です。
- 失業手当
- 傷病手当
雇用保険や健康保険に加入していれば、どちらも申請できる手当になります。
一定額もらえるので、休みながら仕事を探しても一定期間は乗り越えることができます。
健康や時間を重視したい人
夜勤や不規則な勤務で、自分の時間を大切にできず辞めたい気持ちになる人が多いです。
- このままではいつか体を壊す。
- 家族との時間を大切にしたい
看護師を続けていく以上夜勤を免除することは難しい現状があります。
ただし、看護師を続けるにも病棟以外にも働き方はたくさんあります。
- 今の働き方をかえるか
- 別の職種に転職するか
選択肢は広いので、自分の時間を大切にできる働き方を探してみましょう。
看護師にやりがいを感じない人
看護師という大変な仕事にやりがいを感じない人も続けていくのは大変な道です。
- 患者さんの命と向き合うストレス
- 家族の対応
- 人間関係
- 不規則な労働時間
看護師という仕事は、なくてはならない仕事なのに問題を多く抱えています。
大変な中でも、やりがいを見いだせればいいのですが、つらい思いをしているのであれば辞めるのも立派な選択肢です。
一度看護師から離れ新しい道にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
夜勤など不規則な勤務が辛い人
看護師さんがつらいと言われる要因の1つが、夜勤などの不規則な勤務形態です。
- 体力的に大変
- 家族や友人と時間が合わない
病院という場所は、24時間動いています。
看護師以外にも、医師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、事務員など様々な職種が休みなく働いています。
勤務時間や勤務体制をつらいと感じるのであれば、別の働き方を検討してみましょう。
病院の労働環境は変えられませんが、あなたの労働環境は変えられます。
看護師さんでも、規則正しい勤務の働き方はできるので今の働き方に縛られる必要はありません。
看護師以外の仕事に挑戦したい人
看護師は特殊な世界でありその世界から抜け出したい、別の仕事に挑戦したいと考える人も多いです。
資格を活かし他職業から、全く関係ないアパレルや事務員など幅広く転職しています。
看護という閉ざされた仕事から、視野を広げたいと感じるのかもしれません。
今はネットを使って副業でも挑戦できることはあるので、色々な仕事について調べて見るのがいいでしょう。
看護師を二度とやりたくない人へおすすめの3つの行動
辞めたくなった時、実際どんなふうに行動していけばいいのでしょうか?
まずは、その場に立ち止まるのではなく行動しましょう。ここでは、おすすめの行動を3つお伝えします。
- 転職活動を行なう
- 副業にチャレンジする
- 休職して考える
看護師を二度とやりたくないならまずは転職活動
一番におすすめしたいのが転職活動です。
今のまま仕事をしていてもあなたの体や心が壊れてしまいます。その前にまずは転職活動を行いましょう。
とくにおすすめは転職エージェントを活用することです。
看護師を二度とやりたくないのであれば、他の分野に対して精通したプロに相談するのが一番の近道になります。
自分で調べることも大切ですが、プロの話を聴きながら自分でも分析していきましょう。
おすすめの転職サイトを総合と看護師専門サイトと分けて紹介します。
おすすめ総合転職サイト
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、東証PRIME上場のリクルートHDが運営している転職エージェントです。
非公開求人が多く、経験豊富なキャリアアドバイザーがしっかりとサポートしてくれます。
職務経歴書作成も簡単で、マイページから情報を入力していけば完成です。
職務経歴書をみて、キャリアアドバイザーがあなたの経験やキャリアを活かしたアドバイスをしてくれます。
私は今でも市場動向や求人など調べるために利用しています。とくにしつこく対応されることもないので安心です。
転職実績No1のエージェントに無料で相談
doda
実績会社の規模ともに抜群なのがdodaです。
dodaは求人の中から、自身で探すこともできます。求人数も15万件以上と豊富です。
まずは、自分で気になる求人を探してみてその後エージェントに相談する方法もおすすめです。
15万以上の求人から転職先を探す
マイナビエージェント
第2新卒として、ぜひ活用したいのがマイナビエージェントです。
マイナビ看護師と運営元が同じなので、幅広いアドバイスをしてくれます。
また、マイナビエージェントは20代~30代の転職サポートが得意です。
新卒で入職した病院で働いていたけど、別の業界に挑戦したい人にはまず最初に使って欲しい転職エージェントになります。
20代~30代の転職に強い。第2新卒ならマイナビへ
おすすめ看護師専門転職サイト
看護師の資格を活かしたいと考えるのであれば、看護師専門の転職サイトもおすすめです。
看護師転職する人には、下記3つの転職エージェントがおすすめです。
- 運営会社が安定している企業
- 求人が病院だけでなく、企業求人など幅広い
- 求人数が多い
看護師を二度とやりたくないのであれば副業にチャレンジ
副業チャレンジもおすすめの手段です。
本業が大変なのに副業まで無理です。とても手が回りません
副業は自宅でできるものが多くあるので、挑戦して見る価値はあります。おすすめは下記を参照してください。
新しいことに挑戦することで、看護師という狭い世界以外のことを知ることができ世界が広くなります。
好きな副業が見つかれば、副収入を得ることもできるようになり、パート看護師など身分を変更することも可能です。
看護師さんの新しい働き方になりそうですね。
看護師さんを二度とやりたくなければ休職も検討する
二度とやりたくないと考えると、精神的にも肉体的にも追い詰められていることがあります。
とくに精神的に追い詰められていると正常な判断が難しいことが多いです。
そんなときは、休職などして一度療養するのも一つの手段です。
私の経験からも、看護師さんは責任感が強く休むことにとても抵抗のある人が多いように感じます。
それでも、自分の体や心はあなたが守らなければ誰も守ってくれません。
体を壊してしまう前に、一度休んでみてもいいかもしれませんね。
看護師を二度とやらないと決めたらやってほしいこと
看護師を二度とやらないと決めたらやってほしいことは2つです。
- 自己分析
- 業界分析
転職活動を成功させるための鍵は間違いなくこの2つです。
孫氏の有名な言葉があります。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
自己分析が大切
まずはしっかりと自己分析をしましょう。
転職することで、今の状況が解決するわけではありません。
転職が目的になってしまうと、失敗する可能性が高いです。
私も転職組でしたが、今思えば転職すればすべて解決すると安易に考えていました。
転職さえすれば今の状況が解決すると本気で考えました。
病院についてもよく知らず、自分のこともわからず転職してとても苦労しました。
しっかりと自己分析し、転職の目的を明確にすることが大切ですね。
おすすめの自己分析は、リベラルアーツ大学の両学長おすすめの「人生の羅針盤、価値観マップ」を作ることです。
業界分析など情報収集
業界分析、企業分析もとても重要です。
興味のある業界や企業があるなら自分で積極的に情報収集を行いましょう。
情報収集の手法も様々です。
- 見学ができるのか直接問い合わせる
- SNSで実際働いている人に直接聞いてみる
- 転職エージェントを利用する
まずは、自分でしっかり分析することが大切です。
ある程度分析したところで、転職エージェントを頼るのがおすすめ。
転職エージェントからの情報に加え、自分の知識を合わせることでより深く理解することが出来ます。
転職エージェントの情報だけでなく、自分でも調べることで納得して転職できそうですね。
業界、企業分析は必ずやりましょう。
看護師さんの専門性や経験、資格を活かした他の職種への転職も可能です。詳しくは下記の記事を参考にしてみてください、
看護師を二度とやらないと決めた後の転職先
実際看護師さんの転職先にはどのようなものがあるのか解説します。
- 事務員
- アパレル店員
- 保健師
- 営業
- メディカルコールセンター
今回はこちらの5つを紹介します。
看護師を辞めて事務員へ転職
事務員は転職しやすい職種の1つです。
未経験でも転職することが可能で、職種も幅広いのも特徴になります。
- 医療事務
- 医薬品メーカー
- 医療機器メーカー
- 建築関係
- 食品メーカー
- 化粧品メーカー
事務職は看護師と関係なさそうですが、経験を活かすことができる業界も多くあります。
パソコンスキルは基本的に求められるので、パソコンが苦手な人は少し苦労するかもしれません。
勉強すれば習得できるので、気になる人は事前にインターネットなどで調べてみましょう。
看護師を辞めてアパレル店員へ転職
アパレル関係は女性であれば、一度は憧れる分野ではないでしょうか。
一度やってみたいから転職してみたという意見が多いですね。
この方は復職はしていませんが、転職してみて違うと思えばまた戻れるのも看護師のいいところなのかもしれません。
看護師を辞めて保健師へ転職
看護師の資格と合わせて取得する人が多いのが、保健師の資格です。
看護師の経験と保健師の資格を活かして転職する人も多くいます。
保健師の勤める場所も色々あります。
- 行政
- 企業
- 健診
働く場所で、役割や仕事内容も異なってきます。
病気の予防や管理といった、看護師の仕事とは違う部分が多くありますが、看護師として臨床に携わった経験は必ず役に立ちます。
看護師を辞めて営業へ転職
好きなことを活かした営業職への転職も可能です。
営業職はお客さんとのやり取りも多く、患者さんや家族とやり取りで身についた接遇のスキルは役に立つでしょう。
また、旅行好きであれば旅行関係の営業というように、趣味や好きを活かした転職も可能です。
話すこと、人と関わることが好きな人にはおすすめの転職先になります。
看護師を辞めてメディカルコールセンターへ転職
医療の知識、臨床経験を活かすことができるのがメディカルコールセンターです。
仕事の一例としては、お薬や医療機器といった企業の持つ製品の情報について、電話で答えていく仕事になります。
医師や薬剤師、看護師などの問い合わせに回答します。
今までの知識を活かしながらさらに勉強をしていく必要もありますね。
電話越しではありますが人とも関わるので、直接感謝されることもありやりがいを見つけやすい仕事でしょう。
看護師の経験やスキルを活かして自宅でできる仕事
インターネットが普及した現代では、看護師さんの経験やスキルを活かし在宅でできる仕事もたくさんあります。
在宅ワークも1つの選択肢になるでしょう。ここでは、始めやすい3つを紹介します。
- ブログ
- Webライター
- YouTube
ブログ
ブログは、低コストで始めることができるのでおすすめです。
本業としてやっていくことも可能ですが、まずは副業として始めることでどんなものなのか体験することも出来ます。
- 看護師としての知識や体験をテーマにしたブログ
- 自分の趣味や好きなことをテーマにしたブログ
色々なテーマで運営することができるのもブログの魅力の1つですね。
はじめるなら有名ブロガーのヒトデさんのブログがわかりやすくておすすめです。
Webライター
ブログとも関連していますが、Webライターもおすすめです。
Web記事などを執筆して、納品していくお仕事になります。
看護師資格があれば執筆できる仕事も多く、看護師さんの知識を活かした記事作成は需要が高いですね
まずは副業として始められるのもおすすめポイントです。
仕事獲得の方法はいくつかあります。
- クラウドソーシングサービス
- SNS
クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどで簡単に仕事を探すことも出来ます。
SNSなども有効です。Twitterなどで発信しながら、そこで出会った人から仕事を受注する方法もあります。
私もSNSから仕事を受注したこともあります。
Webライターは、副業として始め本業まで伸ばすことできる仕事であり、パソコン1台で始めることもできるのでおすすめです。
YouTube・動画編集
YouTubeもおすすめの仕事の1つです。
看護師さんの日常や臨床の知識などをYouTubeで発信している人も多くいます。
美容に興味があれば、看護師として美容の発信をしてみるのもおすすめ。
看護師さんが発信しているとなると、説得力が違うので魅力的な内容になります。
まずは、YouTubeで検索してどんなコンテンツがあるのか見てみましょう。
看護師以外の道に挑戦して苦労したこと
看護師以外の道へ飛び込むことは、かなり勇気のいる行動だと思います。
実際どんなことに苦労しているのでしょうか?
- 未経験業種に飛び込むので1から学ぶ必要がある
- 給料が下がったこと
- 周りからの言葉が辛い
一般職の仕事ももちろん大変ですが、看護師時代よりも心身の負担が軽くなりました。また、一般職の勤務経験があると、変な話ですが看護師に復職してまた辞めたくなってしまったときに、逃げ道にできるなと思います。
悪かったことは、経理事務の仕事中にわからないことがあったときに「30代なのにこんなことも知らないの?」という反応をされたりして、それが少しキツイです。
回答者:40代/男性/精神科病棟から訪問看護へ転職
このように色々な苦労があります。
新しいことを始めるのに苦労はあると思いますが、それ以上に辞めて良かったという声が多くありました。
人間関係の良い職場になり、精神的な負担が大きく減り常に安定した精神状態を保つことができるようになりました。心の健康が取り戻せたことがやめてよかった一番のことです。悪かったことは思い当たりません。
回答者:30代/女性/回復期病棟から医療メーカー事務へ転職
あなたが選ぶ苦労はどちらでしょうか。
- 看護師をこれからも続けていく苦労
- 新しいことに挑戦する苦労
どの道を選んでも、簡単なことばかりではありません。
その分野についてしっかりと分析をしてチャレンジしていきましょう。
看護師を二度とやらないと決めた人のその後
実際看護師さんを二度とやらないと決めて、転職した人はその後どうなったんですか?
今回の調査では、85%の人は看護師に復職していません。
看護師を辞めて1番困ったことは、給料が下がったということです。
看護師さんの給料は業務に対して割にあわないと感じる人が多くいます。
しかし、給料額面だけみれば決して安い給料ではありません。
実際株式会社ディップの調査では、2022年看護師の平均年収は498万5,000円となっています。
≫【2022年最新版】看護師の年収はどれくらい?手取り、賞与、男女や年代別の違いなどまとめて解説(外部リンク)
給料に見合わないと感じて退職しても、減ってしまうので少ないと感じるのはしょうがないですね。
それでも、85%は復職していないことを考えるとお金が減るのは困ったけどそれ以上に良かったと感じている人が多いということになります。
【まとめ】看護師を二度とやらないと決めたらまずは転職活動から!!
看護師さんを二度とやらないと思うことは誰でも一度はあるはずです。
そんなときこそ、まずは転職活動から始めてみましょう。
- 一生懸命頑張って取得した看護資格
- 日々の大変な業務で培った経験
- 周りの声
色々なことを考えてしまい、辞めたくても行動に移しにくいです。
しかし、看護師を辞めることで自分のやりたかったことや家族との時間を取り戻した人も多くいます。
悩みながらもまずは、転職活動という行動から始めてみましょう。
転職しなくても、転職活動は無料でできるのであなたの視野を広げるつもりで挑戦してみましょう。
看護師さんの経験、資格などを活かせる仕事はたくさんあります。
≫【可能性は無限?】看護師を辞めて違う仕事へ転職するポイント6選|現役採用担当が解説|
こちらの記事も参考にしてみてください。