「看護師転職サイトを利用したいけど不安」
「看護師転職サイトを使って上手に転職してい」
と思うことはありませんか?
看護師さんが転職するときに、転職サイトを利用ことは一般的になってきています。
しかし、使い方がわからなかったり、間違った情報で転職を失敗させてくないと転職サイトの使い方で悩むことがあるでしょう。
転職の方法も様々です。行きたい病院があれば直接応募すれば問題ありません。
しかし、今後のキャリアについて、看護の仕事について、プライベートとの両立についてなど、看護師さんの仕事の悩みは深いと私は感じています。
看護師という専門職でキャリアアップをしていくのか、家庭を優先していくのかなど悩みを多く持っている中で、1人で転職するのはなかなか難しいことでもあります。
- どんな病院があるのか
- 病院の条件を比べたい
- 仕事が忙しくて病院を探せない
十人十色の悩みを抱えながら転職活動を行うと思います。
この記事では、病院の人事担当として多くの看護師さんと仕事をしながら、紹介会社とやり取りをしている経験をもとに転職サイトの使い方を解説します。
転職するなら少しでも自分の望む条件で働きたいですよね。
そこで転職サイトの使い方を理解することで、後悔しない転職を実現しましょう。
- 転職のプロに無料相談できる
- 自分に合う求人を自分の代わりに見つけてくれる
上記のように、多くのメリットがあります。
キャリアドバイザーに頼るだけはなく、一緒に走るパートナーとしてやり取りを心がけましょう。
最後に決断するのはあなたです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
看護師転職する人には、下記3つの転職エージェントがおすすめです。
- 運営会社が安定している企業
- 求人が病院だけでなく、企業求人など幅広い
- 求人数が多い
看護師転職サイト使い方の注意点。デメリット5選
始めに理解してほしいのは、メリットよりデメリットです。
デメリットを理解して、転職サイトを利用すれば何倍も上手に活用できるでしょう。
ここでは、5つのデメリットを紹介します。
- 担当者からの連絡がしつこいと感じる
- 担当者との相性が悪い
- 転職を急かさせることもある
- 希望の求人を紹介してもらえない
- 転職サイトを経由すると不利になる場合がある
それでは、詳しく解説していきます。
担当者からの連絡がしつこい
転職サイトを利用する上で、心配なのが担当者とのやり取りになります。
担当者とのやり取りは主に、電話、メール、LINEが挙げられます。
担当者によっては、しつこく連絡して来る人が多くいるのも事実です。
私も、紹介会社とやり取りをしていて、今期は充足しましたと伝えても、こういった方ならどうでしょうかと進めてくることも多くあります。
キャリアアドバイザーも成果を上げるために必死になっているため、仕方ないのですが看護師さんからは、しつこくてめんどくさいと感じてしまうでしょう。
担当者と相性が悪い
転職サイトを使う上で、注意しなくてはいけないのが担当者との相性です。
人間的にどうしても合わないと感じるのであれば、早急に担当者を変えるなど対応が必要になります。
- 担当者との連絡タイミングや頻度が合わない
- 担当者がこちらの意図を無視して話をすすめる
- 話し方が気に入らない
- メールの文章が合わない
上げればきりがありませんが上記のようなことは十分起こることですので、相性の悪い担当がいるということも必ず覚えておきましょう。
転職を急かされることもある
しつこい担当者の場合、しつこいだけならまだいいのですが、転職を強要される場合があります。
- このタイミングを逃すと
- この条件の病院はなかなかありません
例えば上記のようなセリフで、転職を急ぐ看護師さんを言葉巧みに早期に転職させようとすることがあります。
自分の求める求人であればしっかり見極めて、応募すればいいでしょう。
しかし、なんとなく良さそうという思いで決断しても、希望と違う求人であった場合後悔することになるので注意しましょう。
希望の求人を紹介してもらえない
希望の求人を紹介してもらえないこともあります。
それは、担当者の都合もあるかもしれませんが、あなたの求めている求人と相手側つまり病院が求める人材とがマッチしていない可能性があります。
事前に病院にたいして、キャリアドバイザーはヒアリングを行い必要な人材を調査しています。
直接応募であれば、話を聞いてもらえる可能性もありますが、転職サイトを通すことでキャリアアドバイザーの段階でマッチングしないと判断される可能性もあります。
希望の求人がある場合は、直接応募の方がいいですね。
転職サイトを経由すると不利になる場合がある
転職サイトを経由すると不利になることがあります。
理由は、転職サイトの仕組みにあります。
転職サイトを経由して看護師さんを採用すると、成功報酬を支払うのです。
採用枠が複数あれば別ですが、1つしか枠がない場合は、直接応募と紹介会社から2人の応募があった時は、直接応募が採用される可能性が高くなります。
手数料も20%~30%くらいが相場です。
年収500万円の看護師さんであれば、100万円~150万円支払う必要があります。
応募状況によっては不利になるでしょう。
転職サイトはおすすめですが、使わないほうがいい理由もまとめていますので読んでみて下さい。
看護師転職サイトの使い方メリット5選
看護師転職サイトは、口コミなどを見ているとデメリットが気になります。
もちろんメリットあるので、しっかりと抑えて上手に活用しましょう。
メリットは以下の、5つになりますので覚えておいてくださいね。
- 忙しい仕事の合間に転職活動が可能
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 代わりに条件交渉をしてくれる
- 希望条件に合う病院を探してくれる
- 病院の内情を調べてくれる
それでは、詳しく解説していきます。
忙しい仕事の合間に転職活動が可能
看護師さんの働き方は、時間も不規則で一般的な働き方とはことなる場合が多いです。
夜勤など不規則な勤務が多いと、業務に追われてしまい自分に合う求人を探すことが難しい人も多いはずです。
そんなときに、転職サイトを活用すれば、多くの求人の中からあなたに合うものや希望のものを探してくれます。
忙しくて転職活動がうまくできないという方は、1度相談するところからはじめてみてはどうでしょう。
非公開求人を紹介してもらえる
非公開求人を紹介してもらえるのも、転職サイトの魅力の1つです。
何らかの要因で病院やクリニックが非公開で求人を募集することがあります。
- 小規模事業所で新しい人を募集する
- 管理職を募集する
- 人気の病院で応募が殺到する
このような理由が私がよく聞く理由です。
小規模事業所で求人を普通に出してしまえば、今勤めている職員が目にすることになり見た職員が動揺することもあります。
管理職を募集するときは、職員が求人を見てしまったら、上司が変わるんだと様々な憶測が飛び交ってしまいます。
つまり、非公開求人は条件のいいものもあれば病院やクリニックの事情で非公開にされている場合もあるでしょう。
非公開なので中には条件のいいものがあったりするので、登録して確認してみることをおすすめします。
代わりに条件交渉してくれる
転職のときに気になるのが、お給料や福利厚生など労働環境です。
マイナビ看護白書2020でも、入職を決める際に重視する条件の第1位も給与条件となっています。
重要な条件ですが、直接交渉しにくいのも事実です。
給料の話などは直接交渉しにくいですよね。
そこで、キャリアアドバイザーが間に入ってくれ交渉をしてくれます。
お給料の交渉や確認など自分では言いにくいけどしっかりと確認したほうがいいことを事前に確認することで、転職後の後悔を少しでも無くすことができます。
希望条件に合う病院を探してくれる
自分の働きたい条件に合う病院を探してくれます。
- 行きたい病院が決まっていない場合
- 自分の希望が曖昧な場合
- 転勤や引っ越しで知らない土地の場合
多くの病院から希望条件の病院を探すことは、時間もかかるし難しいですね。
自分1人で考えるより、転職のプロの目線で見ることで自分では考えつかないような病院を探してくれることもあります。
理想の職場探しには是非活用したいです。
病院の内情を調べてくれる
病院の内情は、自分で調べるには限界があります。
転職エージェントでは、多くの転職者をサポートしてきた実績から、病院の内情に詳しいです。
サポートがしっかりしている転職会社ほど、入職後のポートもしているため、病院の内情が自然と集まってきます。
情報がない場合でもキャリアアドバイザーに相談すれば、キャリアアドバイザーから病院に確認してくれます。
- 離職状況
- 職員の年齢層や人間関係
- 教育体制
- お給料関係
私もよく、上記のようなことをキャリアドバイザーに聞かれます。
また、ずるい活用方法として以下のようなものがあります。
A社で■■病院の内定をもらったとします。
そこで、■■病院がどのような病院なのか調べるときに、B社で■■病院はどんな病院ですか?
悪い噂時ありますか?
こんなふうに確認することで、より正確に病院の内情を知ることができます。
看護師転職サイトを効果的に使うポイントと注意点
転職サイトをより効果的に使うポイントはありますか?
- 転職理由や経歴をまとめる
- キャリアアドバイザーとの連絡は超重要
- 複数の転職サイトを併用する
- 転職希望時期を決めておく
- 紹介された病院の口コミをチェックする
- 担当者と相性が悪い場合は変えてもらう
- キャリアシートを提出前に確認する
- 同じ求人に重複応募しないようにする
- 内定がでたら一旦整理する
ここでは、私の経験から感じた9個のポイントを紹介します。
それでは、それぞれを詳しく解説します。
転職理由や経歴をまとめる
転職は、事前の準備が成功を左右します。そのため、転職の本気度に関係なく、ご自身の転職の理由をまとめましょう。
- 転職サイトを使う理由
- 希望条件
- 自身のスキル・経歴
こういった条件を正直に、キャリアドバイザーに伝えるようにしましょう。
曖昧な志望動機やあなたの情報では、あなたの売りを正確に病院に伝えることが出来ません。
全部伝えることは、不安に感じるかもしれません。
しかし、あなたという人材を病院に売り込んでもらうには、特徴や人柄がとても重要になります。
しっかりと、転職理由や経歴スキルなどをまとめてキャリアドバイザーに伝えましょう。
キャリアアドバイザーとの連絡は超重要
転職サイトを利用する場合、キャリアドバイザーとのやり取りはとても重要です。
あなたの代わりに、病院とやり取りをしてくれるため、キャリアドバイザーの一言一言があなたの印象になります。
つまり、キャリアドバイザーにあなたという人材を病院に紹介したいと思わせる必要があります。
どれだけ経歴が優秀で、スキルが高くても性格に問題がある人を病院は積極的に採用しません。
転職サイトを利用する場合,キャリアドバイザーとのやり取りから転職活動は始まっているんですね。
丁寧な言葉づかいや、態度で対応することは基本中の基本です。
なかでも、一番効果的なのは、連絡が来たらすぐ返信することです。
すぐに返信するのが難しい環境なのであれば、最初の打ち合わせの時点で連絡について取り決めや要望をしっかり伝えておきましょう。
- 連絡の頻度
- 連絡の取りやすい時間帯
- 連絡の手段(電話・メール・LINE)
そして,礼儀正しく転職に対して真剣だということをしっかりと伝えるようにしましょう。
中には対応の悪いキャリアドバイザーはいます。相手が嫌な対応でも、こちらは真摯に対応しましょう。
相手が悪ければ,担当を変更するなどやり方はあります。
とにかくいい印象を与えられるように連絡を取り合うようにしましょう。
複数の転職サイトを併用する
転職サイトを利用するときに大切になってくるのが、複数登録して転職活動を行うことです。
おすすめは2つから3つのサイトに登録することです。
理由は以下の3つがあります。
- 相性のいいキャリアドバイザーが見つけやすくなる。
- 情報の質が上がる
- 転職サイトで強い求人弱い求人がある。
つまり、あなたと相性のいいキャリアドバイザーを見つけ理想の職場を見つけるために、1つの転職サイトを利用するより情報の質が向上し、いい就職をすることができます。
詳しくは,下記の記事を参考にしてみてください。
転職希望時期を決めておく
現在決まっている、転職時期はしっかりと伝えるようにしましょう。
転職の希望時期で、キャリアアドバイザーの戦略も変わってしまいます。
- すぐ転職希望
- じっくり転職希望
- 転職時期は明確に決まっていない
私もキャリアアドバイザーに募集開始時期や、現在の採用状況をよく聞かれます。
多くの転職者をサポートしているので、募集状況を正確に把握したいという要望がキャリアアドバイザーにもあるようです。
希望時期によって、紹介できる求人も変わります。
曖昧でもいいので、現状の転職時期を伝えましょう。
紹介された病院の口コミをチェックする
患者さんにいい病院が職員にいい病院である保証はありません。しかし、実際の病院の評価について目を止めておく必要はあります。
口コミをする人の中には、悪意を持っている人がいるのも事実です。
それでも、自分が働く可能性のある病院の口コミはチェックすることをおすすめします。
口コミを確認すには、下記のサイトを利用してみてください。
このような口コミサイトがあるので、利用してみてはいかがでしょうか。
担当者と相性が悪い場合は変えてもらう
担当のキャリアアドバイザーとの相性が悪い場合は,すぐに変えるようにしましょう。
キャリアドバイザーは,あなたと共に転職を闘うパートナーです。
そのパートナーとの相性が悪いようでは,転職がうまくいく確率は大きく下がってしまいます。
転職サイト利用時に担当の変更方法は必ず調べておきましょう。
ただ,担当を変えにくいと思う人もいると思います。
そういう方は,複数サイト利用して相性のいいキャリアドバイザーを見つけるようにしましょう。
キャリアシートを提出前に確認する
転職サイトを利用する場合,病院にキャリアシートと呼ばれるものが提出されます。
いわゆる推薦文のようなものです。
名前などの個人情報は伏せて,あなたの特徴や経歴アピールポイントを病院へ伝えてくれます。
その時にどのような内容であなたを紹介しているのかはチェックが必要です。
- 経歴に間違いがないか
- 変なことは書かれていないか
- 面接などで聞かれる可能性がある
担当者に任せきりにするのではなく,あなたの目で最終確認するようにしましょう。
同じ求人に重複応募しないようにする
複数転職サイトを利用する場合の注意点になりますが、間違ってもの同じ求人に重複応募しないようにしましょう。
私も何度か経験がありますが,別々の転職サイトから同じ人が紹介されることがありました。
悪いことをしているわけではないのですが,印象は悪くなってしまいす。
担当者によっては,それだけで面接をしない人もいるかもしれません。
複数転職サイトを利用する場合は,別の転職サイトを利用していることもしっかりと伝えるようにしましょう。
内定がでたら一旦整理する
内定が出た時というのはとても嬉しいですよね。
第一候補であっても,直ぐに返事をするのでなく一旦情報を整理しましょう。
- 病院見学の時の情報
- 面接で感じた情報
- 募集要項の情報
少しでも疑問点があれば,内定を承諾する前にしっかりと確認するようにしましょう。
転職サイトを使う看護師さんの転職理由5選
看護師さんの転職理由も特殊なものはなく,一般企業の転職と変わらないと私は思います。
- 給料アップのため
- 労働環境の改善
- ワークライフバランスを図りたいから
- 今の人間関係に不満がある
- スキルアップ・キャリアップのため
それでは,看護師さんの場合について詳しく解説していきましょう。
給料アップ
綺麗事ではなく、転職理由の大半はこれです。
マイナビ看護師 看護師白書2020年度版で転職活動で重視する条件の項目で,1番多くの回答が84.1%で給与条件となっています。
この調査からも分かるように,給与条件は重要になってきます。
基本給は大きく変わらない場合が多いので,夜勤手当やボーナスなどの条件もしっかり確認して,トータルで給料が上がるのか確認するようにしましょう。
看護師さんの給料については、下記の記事を参考にして見ください。
労働環境をよくしたい
労働環境は、看護師さんとして働いていく上で重要になります。
あなたの浮かぶ労働環境はどのようなものがあるでしょうか。
- 勤務体制
- 夜勤の回数
- オンコール体制
夜勤回数を増やしたい人もいれば,減らしたい人もいるはずです。
自分の求める労働条件を書き出してみましょう。
ただし、夜勤を減らせば給料は下がってしまいます。
給料を上げたくて夜勤を辞めたい場合は、分野変更など含めてキャリアアドバイザーに相談しましょう。
ワークライフバランスを図りたいから
働き方改革を政府主導で進めるようになり、私生活とのバランスをとるワークライフバランスという言葉をよく聞くようになりました。
看護協会のホームページでも、特設サイトが作られています。
≫日本看護協会ワークライフバランス 特設サイト(外部リンク)
看護師さんは、病院の中でもワークライフバランスが取りにくいと感じています。
患者が多ければ忙しくて人手は足りなくなります。
医療のIT化は、他業種に比べて進んでいないのいが実態です。
それでも、世間ではワークライフバランスを取るように推奨してきます。
看護師さんの中にも、私生活とのバランスをとりたいと考える人は自然と増えてきました。
そこで、一番難しいのが給料との両立だと私は考えます。
給料が高くて、家族の時間も十分に取れる働き方は看護師さんには難しいです。
看護師さんの給料が高い要因は、夜勤などの手当が大きく影響しているため家庭と両立しようとすると高い給料は望めなくなります。
あなたの1番バランスの取れる働き方はなんでしょうか?
今の人間関係に不満がある
人間関係の不満は多くの看護師さんが感じているのではないでしょうか?
女性が多い職場であり,繊細なことでのトラブルもあります。
マイナビ看護白書2020年によると、看護師さんのストレスの第1位は人間関係でした。
上手くいっていそうな現場でも、現場にいないと見えてこないこともたくさんあります。
今の病院から抜け出したところで、解決する問題でもないのが人間関係なのです。
人間関係が嫌で転職した場合も、100%よくなる保証はなさそうですね。
スキルアップ・キャリアップのため
スキルアップや新たな分野への挑戦は看護師さんであれば1度は考えたことがあるのではないでしょうか?
- 病院
- 診療所
- 美容・形成外科
- 一般企業
- 訪問看護
これ以外にも、看護師さんといっても働き方は様々です。
よく聞く事例は、現在は急性期病棟で患者さんの看護をしているが、患者さんに向き合う時間が少ない。
そこで、回復期リハビリテーションなどでじっくり患者さんの看護を行いたい。
もっと専門性を学びたいので、専門病院である貴院を志望しました。
私の働く病院は、専門病院で急性期から回復期まであるためよくこのような理由は聞きます。
理由は様々ですが、看護師さんとして今後どのように成長していきたいのかは重要ですね。
看護師転職サイトの使い方でよくある質問
看護師転職サイトの使い方でよく聞く質問に回答していきます。
看護師転職サイトの仕組みは?
成功報酬型のサイトがほとんどです。
サイト上に情報掲載は無料で行い、転職が決まれば紹介料を支払います。
支払いは採用者の理論年収の20%~25%が相場です。
医師や薬剤師は30%くらい支払う必要があります。
看護師サイトの中には、20%より安い紹介料で利用できるところもあります。
ナースパワーが業界最安値の手数料で有名ですね。
年収500万円の場合でも、手数料に5%差があれば25万円違ってきます。
看護師さん自身がお金を払う必要がないのは嬉しいですね。
転職サイトのキャリアドバイザーは、看護師さんを病院や企業に紹介して成約すれば報酬をもらえます。
キャリアドバイザーにとっては、いい看護師さんを紹介できれば信頼アップにつながるため真剣です。
看護師さんも、無料だから適当に利用していては、良い求人は紹介されないでしょう。
キャリアドバイザーが、自信をもって紹介してくる看護師さんには以下のような特徴があります。
- 真面目
- 向上心が強い
- 丁寧にやり取りできる
キャリアドバイザーが、看護師さんとやり取りをして感じた印象などが伝わります。
誠意をもってやり取りをしましょう。
看護師転職サイト利用の流れ
まずは、サイトに登録するところからすべて始まります。
転職したあと、早いとその日のうちに連絡が来ます。
自分が、知らない強みなどが見つかることもあります。
今の自分の状況を話したり、今後どうやって進んでいきたいのかしっかり話し合いましょう。
カウンセリングをもとに、あなたの要望からマッチングする病院を提案してくれます。
まずは、自分で職務経歴書を作成します。その後キャリアアドバイザーが、カウンセリングで引き出さしたあなたのアピールポイントを加えながら添削してくれます。
1人で書くより、とてもいい職務経歴書を作ることができます。
紹介してもらった、求人に実際応募していきます。応募したらあとは、面接を待つ形になりますので、その間に面接対策を転職エージェントと一緒にしていきましょう。
面接対策をバッチリ行ったら、残すは面接本番です。
普通の看護師面接であれば、経歴書に引っかかることがなかったり、面接を普通にできればあまり落とされることはないと思います。
役職者の採用であったり、特殊な事情での採用でない限り、看護師さんは採用前提での面接が多いですね。
内定が決まれば、現職を辞めるだけになります。
退職が難しいときなども、転職会社が相談に乗ってくれるので、不安なこと悩みなどあれば相談してみましょう。
今は、退職代行サービスもあります。
新しい病院に入職すればすべて完了です。その後、新しい環境で仕事ができているのかアフターフォローもしてくれる転職会社もあるので、疑問点などあれば最後まで活用するようにしましょう。
看護師転職サイトを使い始める使う時期は?
看護師転職サイトは、どのくらいの時期から使えばいいのでしょうか。
転職サイトの登録者が増えるのが、例年10月頃だと言われています。
キャリアドバイザーとやり取りをしていると、例年通り今年も登録者が増加してきましたという連絡が来ます。
理由としては以下のような方がいました。
- ご家族の転勤が決定して、転職先を探す
- 事前に退職準備をしていて、退職の承認を得た
- 退職の承認は得ていないが、ボーナスを貰って辞めたいからそろそろ行動する
退職の意思があれば、10月より前に行動したほうが競合が少ない分内定をもらえる可能性が高くなります。
中には、2年がかりで転職を計画する人もいます。
最初の1年で、退職交渉などの準備を行って、最後の1年で転職先を見つけるイメージです。
転職する人にも2つのパターンがあると思います。
- すでに転職したい意思がある
- 突然転職したい理由が出てきた
計画的にできるのであれば、新年度が始まり来年度の採用に向けて登録をするのがいいでしょう。
年度末ギリギリだと、すでに募集が終了している場合が多いです。
突然転職したい理由が出た場合は、その時期に合わせて登録しましょう。
看護師が転職サイトを使わずに「自分で探す」方法
転職サイトの使い方は理解できましたが、それ以外に探す方法はありますか?
代表的なのは、以下の4つがあります。
- 求人サイトを利用する。
- ハローワークを利用する
- ナースセンターを利用する
- 友人や知人に紹介してもらう
それでは詳しく解説します。
求人サイトを活用
求人サイトとは、キャリアドバイザーがいない求人情報のみ掲載しているサイトです。
キャリアドバイザーとやり取りするのがめんどくさいと感じる人にはこの方法はおすすめです。
代表的な、求人サイトには下記のようなものがあります。
ハローワークを活用
転職といえば今でもハローワークを利用している人も多いです。
看護師さんの中でも、20代から40代前半くらいの世代は転職サイトを利用するケースが多いと、キャリアドバイザーも言っていました。
そのため,ハローワークに穴場の求人が出ていることもあります。
地元で働きたい方など,ご自身の住んでいる地域で働きたい人にはおすすめできます。
ハローワークは,病院も紹介手数料を払わなくていいので,とりあえず求人を出すこともあります。
直接ハローワークに行かなくても,今はインターネットから求人探すことができるので,興味のある人は1度登録して使ってみましょう。
ナースセンターを活用
ナースセンターは、都道府県看護協会が運営する看護師専門の求人サイトです。
こちらも,インターネットから求人を探すことができます。
看護師さんの求人に特化した求職支援サービスなので,こちらも利用指定サービスです。
知人に紹介してもらう
看護師さんの業界も繋がりが自然と生まれてくることが多いです。
研修に参加したり、近隣の病院付き合いで知り合いが増えていきます。
知り合った看護師さんからの紹介も一つの手段です。
知り合いからの紹介なので気を使うため本当に行きたい病院でない場合はおすすめしません。
1度働き出すと、想像していた職場と違った場合でも辞めづらくなります。
そのため、紹介で職場を選ぶときは慎重に選ぶようにしましょう。
【まとめ】看護師さんも転職サイトの使い方を理解し最大限利用しよう
看護師さんの就職活動は、他の職種に比べ採用される確率が高いと感じます。
看護師さんというだけで優遇される現状があります。
さらに上の転職を実現するには、転職サイトをうまく活用しましょう。
転職サイトは、上手に活用すればメッリトがたくさんあります。
- 忙しい仕事の合間に転職活動が可能
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 直接やりにくい条件交渉ができる
- 希望条件に合う病院を探してくれる
- 病院の内情を調べてくれる
メッリトとデメリットを理解し、転職活動に望んでみましょう。
看護師さんといっても、様々な働き方があります。
転職サイトを利用することで、今まで考えもしなかった分野に興味が出ることもあるかもしれません。
無料で相談できるので、迷った時に相談してみてはどうでしょうか?